佐藤駿もJGPシリーズレークプラシッド杯優勝!卍トリオの強みとは?

こんにちは!
フィギュアスケートを愛してやまないブロガーのAikaです。

先日のJGPシリーズレークプラシッド杯で佐藤駿選手が見事優勝しました!

初戦の鍵山選手に引き続き、卍トリオの活躍が止まりません!

 

素晴らしい4回転ジャンプに加え、最後まで食らいついた結果です。

以前よりも演技から情熱が滲み出るようになりましたね。

 

今回は佐藤選手が優勝した試合内容をプロトコルとともに振り返りたいと思います。

第3戦エントリーの三浦佳生選手も含め、卍トリオの強さの秘密に迫っていきます。

 

佐藤駿選手のレークプラシッド杯プロトコルを見よう!

まずは優勝した佐藤選手の試合内容を振り返っていきましょう。

プロトコル(採点シート)を見ながら解説していきます。

 

ショートプログラム

↑佐藤選手のショートをもう一度見たい方のために、ISU公式の演技動画を貼っておきます。

 

こちらが佐藤駿選手のプロトコルです。

佐藤選手のプロトコル

映像でもわかる通り、見事なノーミス演技でした!

 

プログラム構成は、

3A、3Lz+3T、CCSp3、FSSp4、3Lo、StSq3、CCoSp4

プロトコルを見ればわかるのですが、これら全ての要素において加点がもらえています。

特に冒頭のトリプルアクセルはGOE+2.51と高い加点が付いています。

これはクールシュヴェル杯における鍵山選手のトリプルアクセルの加点とほぼ近い点数。

こんなところまで仲良し(笑)

 

トリプルルッツ+トリプルトーループのコンビネーションジャンプは1.69、トリプルループは1.26と全てのジャンプで高い加点を得た結果、44.03という高いTES(技術点)がつきました。

キャメルスピンのレベル3があったために全てのスピンでレベル4とはいきませんでしたが、そこは伸び代ですね。

PCS(演技構成点)は35.16点で2位のスティーブン・ゴゴレフにはわずかに及ばなかったものの、高い得点を得ています。

昨年まではPCSが出にくい印象がありましたが、今季はしっかりと表現面でも魅せてくれていますね。

 

佐藤選手を応援していた三浦佳生選手はツイッターにて…

2人、というのは鍵山優真選手と佐藤駿選手のことですね。

早くもプレッシャーを感じているようですが、明るく笑い飛ばせているようです。

三浦選手は第3戦のリガ杯に出場します。

 

フリープログラム

↑佐藤選手のフリースケーティング動画です。

佐藤選手のフリースケーティングプロトコル

4回転ジャンプを合計3本組み込んだ攻め構成!

果敢なチャレンジャーです。

 

ショートのようにノーミスとはいきませんでしたが、フリーはルトフリン選手を僅差でかわしてフリー1位。

見事総合優勝に輝きました!

ショートで僅差首位争いをしたゴゴレフ選手は総合2位。

フリーで僅差首位争いをしたルトフリン選手は総合3位。

最後までわからないハラハラ試合でした!

 

佐藤駿選手のフリープログラム構成を見てみます。

4S、4T+3T、4T、FCCoSp3、3A+2T、FSSp4、3A、3Lo、StSq3、3Lz、CCoSp2V

4回転3本に加え、トリプルアクセル2本を組み込んでおり、高難度ジャンプで攻めた構成です。

 

冒頭4回転サルコウ、4回転トーループ+トリプルトーループは着氷が乱れてしまいます。

しかし、2本目の4回転トーループはクリーンに成功!

なんと、2.04という高い加点までつきました。

 

続くトリプルアクセル+ダブルトーループのコンビネーションは綺麗に着氷。

1.83の高い加点を得ます。

単独のトリプルアクセル、トリプルループはどちらも着氷が乱れ。

続くトリプルルッツは転倒してしまいます。

 

しかし、ミスが続いても決して集中は切らしませんでした。

一つひとつのエレメンツを丁寧にこなし、情感あふれる動きで魅せてくれました。

最後のスピンは疲れが見えましたが、気持ちを切らさずやりきった結果の得点です。

なんとフリーはPCSで全選手中トップスコアをマーク!

もうジャンプだけとは言わせませんね!

 

実は佐藤選手はこれが初めての大きな国際試合参戦でした。

初の大舞台で優勝…これ以上ない快挙ですよね。

 

その頃の三浦選手のTwitter

 

一方鍵山選手のTwitterでも…

卍トリオは仲良しですね(^^)

お互いを讃えあえるライバル関係がステキです。

 

佐藤駿、鍵山優真の優勝…卍トリオの強さの秘密

佐藤駿選手、鍵山優真選手、そして第3戦に出場する三浦佳生選手。

この3人は卍トリオと呼ばれています。

理由は3人で全中表彰台を独占したときに記者の前でやった決めポーズが卍だったからです。

上のツイッターにも3人で卍ポーズをしている写真があります。

 

ご覧の通り、中学生時代に3人でトップを独占する強さ。

佐藤選手、鍵山選手は高校1年生になりましたが、関東サマートロフィーでは2人で表彰台独占。

さらには共にJGPシリーズ優勝。

↑鍵山選手

↑佐藤選手

なんで彼らはこんなにも強いのでしょうか?

3人はそれぞれに優れた強みがあります。

 

佐藤選手の強みはなんといっても高難度ジャンプを早くから習得していることです。

なんと14歳のときから4回転ジャンプを成功させています。

羽生選手が初めて4回転を飛んだのは15歳ですから、それよりも早いことになります。

さらにトリプルアクセルをはじめ、高さのあるジャンプで常に加点をもらえるというのも大きいですね。

ネックだった表現面も、成長するにつれて身につけてきています。

 

一方の鍵山選手は「踊れるスケーター」として名高く、表現面に優れています。

演技後半になってもスピードとパワフルさを保つ体力に優れており、スピン、ステップ、ジャンプと苦手らしい苦手のないオールラウンダーです。

ジャンプの加点は高く、膝を使った柔らかい着氷が自慢です。

ジャンプの習得は遅めでしたが、最近になって4回転トーループを習得し、高難度ジャンプも飛べる選手になりつつあります。

 

年下の三浦佳生選手も侮れません。

2017年全日本ノービス選手権は優勝。

14歳にして2種類の4回転ジャンプをマスターしており、急激な成長を遂げています。

とにかくチャレンジ精神、負けず嫌い精神が強く、年上のライバルである佐藤選手と鍵山選手にも臆せず食らいついています。

 

スケーターとしての実力が優れているのはもちろんですが、この3人にはもう一つ、大きな強みがあります。

ライバルであるお互いを心から尊敬し、固い絆で結ばれていることです。

 

これまでの大会を見てもわかる通り、ライバルと意識しつつもお互いを応援する精神が強く感じられます。

これは大会に限りません。

佐藤選手も鍵山選手も三浦選手も、インタビューされると、ライバルのいいところをこれでもかというほど語るんですね。

それだけ尊敬しているんだなぁ、と。

 

実力的にも僅差で勝ったり負けたり状態のライバルがいると、常に「負けてられない!」という気持ちがあるので、頑張りが半端じゃありません。

特に佐藤選手と鍵山選手はオセロの白と黒にたとえられるように、勝ったり負けたりしながお互いの実力を着々と伸ばしています。

 

関東卍トリオ、といわれるように、共に拠点が関東だということもあり、常々顔を合わせる3人。

ギスギスしていないながらも高め合えるライバル関係って良いですね!

 

佐藤駿選手の活躍はまだまだ止まらない!

4回転ジャンプを2種類習得し、表現面にも磨きをかけ、さらには大きな国際試合で優勝という実績。

名実ともにジュニア日本男子のトップになった佐藤駿選手の活躍はまだ始まったばかりです。

佐藤選手はこの後、JGPシリーズ第6戦にも出場が決まっています。

このまま勢いに乗ってファイナル進出できることを期待しましょう!

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Posted by Aika